事業再構築補助金採択事業

オーガスタの由来

世界で「オーガスタ」と言えば、世界最高峰のゴルフトーナメント「マスターズ」の会場「オーガスタナショナルゴルフクラブ」を思い浮かべる人が多いと思います。2021年は、日本人で初めてマスターズを制した松山英樹プロが新聞をにぎわせました。このオーガスタナショナルゴルフクラブは1932年、球聖といわれるボビー・ジョーンズとゴルフコース設計家アリスター・マッケンジーとの設計によってオープンしました。ボビー・ジョンズは、生涯アマチュアでありながらゴルフ史を代表するゴルファーであり、1930年28歳のときに当時の世界4大タイトルを全英アマ、全英オープン(ロイヤルリバプール)、全米オープン(インターラッセンカントリークラブ)及び全米アマ(メリオンゴルフクラブ)の順に優勝し、年間グランドスラムを達成しました。オーガスタナショナルゴルフクラブは1年のうち2か月しかプレーできないことでも有名です。マスターズが終わるとなんと10か月もクローズしてしまいます。このオーガスタですが、実は花の名前なのです。海外での名称はストレリチア・ニコライ(Strelitzia Nicolai)。
日本ではオーガスタの名で知られていますが、海外では一般的に学名のストレリチア・ニコライで流通しているようです。
原産地は南アフリカやマダガスカルです。帰化してメキシコ東部やオーストラリアにも自生しています。

ストレリチア属の花言葉には、成功、自由、不死、忠誠心、愛、思慮深さ、楽観主義など、いろいろな意味があり、人と人との良好な関係を築き、大きな葉は金運を招くとも言われています。

 和名のオーガスタの由来は諸説あるようで、学名を命名したエドゥアルト・アウグスト・フォン・レーゲルだから、そのミドルネームのアウグストが由来であるという説が濃厚だそう。

ラテン語でアウグストは、アウグストゥス=尊厳あるもの、巨大なものを意味しています。

初期中世英語August(us)より、< 後期ラテン語 Agustus < ラテン語 Augustus (初代ローマ皇帝アウグストゥス(「尊厳なる者」の意)の月の意)。